いっしょに育つ大人と子ども

補償保険Q&A

よく寄せられる質問、素朴な疑問をまとめています

Q1.
「急激かつ偶然な外来の事故」による傷害とは、どのようなものですか。

「急激」とは、いいかえれば突発的に発生する事を意味します。傷害の原因としての事故が緩慢に発生するのではなく、原因となった事故から結果としての傷害までの過程が直接的で、時間的間隔のないことを意味します。「偶然」とは、予知されない出来事をいいます。傷害保険でいう偶然とは、事故の発生が偶然であるか、結果の発生が偶然であるか、原因、結果とも偶然であるのかのいずれかを要します。「外来」とは、傷害の原因が身体の外からの作用によることをいいます。 上記より、靴ずれ、しもやけ、日焼けなどは、「急激かつ偶然な外来の事故」とはいえないため、傷害保険の対象にはなりません。また、腰痛については、持病のない方が突然重たいものを持って「ぎっくり腰」となった場合などは適用されます。

Q2.
接骨院、針・灸による治療の場合も適用されますか。

入院保険金、手術保険金、及び通院保険金の支払いは、原則として医師の治療をうけることを要します。柔道整復師(接骨院、整骨院等)による治療の場合、治療日数の認定にあたっては、傷害の部位や程度に応じ、医師との治療との比較等を行い、総合的に判断したうえで保険金が支払われます。また、針、灸、マッサージなどの医療類似行為による治療の場合、医師の指示による治療以外は対象とはなりませんのでご注意ください。

Q3.
サービス提供会員傷害保険は、子どもを預ける親(依頼会員)にも適用されますか。

適用されません。サービス提供会員傷害保険は、子どもを預かって世話をする方のための保険です。雇用されて働く人には労災保険がありますが、子どもを預かって世話をしている人は雇用されているわけではありませんから、労災保険がありません。それに代わるものがサービス提供会員傷害保険です。したがって、サービス提供会員傷害保険は、保育サービス提供中の提供会員のみに適用されます。

Q4.
子どもを迎えに行くとき、自宅からではなく出先のデパートから保育園に行きたいのですが、デパートから保育園に行く途中でけがをした場合、サービス提供会員傷害保険は適用されますか。

適用されません。サービス提供会員傷害保険の送迎の往復途上は、自宅と子ども宅あるいは保育所等との通常の経路のみです。「保育所等」との「等」とは、依頼会員が指定する場所です。例えば、子どもの親が子どもを預ける場所をデパートと指定した場合、指定したデパートと自宅との通常経路の事故に対してサービス提供会員傷害保険は適用されます。

Q5.
預かった子どもが、自転車で遊びにいってけがをした場合、依頼子ども傷害保険は適用されますか。また、預かった子どもが友達の家へ遊びにいって、その友だちの家でけがをした場合、依頼子ども傷害保険は適用されますか。

いずれの場合も適用されます。ただし、保護者がさせてほしくない遊びや友だちの家に行くことを認めていない場合もありますので、預かるときによく話し合うようにお願いします。

Q6.
預かった子どもを連れて遠出をしたいのですが、遠出中子どもがけがをした場合、依頼子ども傷害保険は適用されますか。また、一泊しても適用されますか。

適用されます。但し、Q5同様預かるときに保護者の同意を得てください。特に宿泊については、ファミリー・サポート・センター事業では、原則として子どもの宿泊を行わないようにしています。

Q7.
小学校低学年の子どもですが、保育サービスを受けるため、学校から提供会員の家へ一人で行く途中けがをした場合、依頼子ども傷害保険は適用されますか。

学校から保育サービス提供会員宅へ通常経路における往復途上において、子どもがけがをした場合、適用されます。また、依頼会員が子どもを提供会員宅へ預けに行く途中、連れて帰る途中も、通常経路における往復途上において子どもがけがをした場合には適用されます。

Q8.
提供会員がサービス提供会員傷害保険の対象となる傷害を被った場合、健康保険は使えますか。また、預かった子どもが依頼子ども傷害保険の対象となる場合はどうですか。

いずれの場合でも健康保険は使えます。本保険は健康保険の利用とは関係なく支払われ、例えばサービス提供会員傷害保険の場合、通院1日につき2,000円が支払われます。

Q9.
サブリーダー連絡会議、顔合わせ等に出席するために会議場所に向かう途中事故にあった場合は、保険の対象となりますか。

会議等に出席中、またはその往復途上において事故にあった場合は、別途加入している「研修・会合傷害保険」の対象となります。

Q10.
預かった子どもに提供会員の子どもがけがをさせられた場合、あるいは家の物を壊された場合、賠償責任保険は適用されますか。

適用されません。賠償責任保険は、提供会員の監督ミス等が原因で、第三者の身体または財物に損害を与えたことにより、提供会員もしくはファミリー・サポート・センターに賠償責任が生じた場合に適用されるものです。提供会員が自分自身に賠償責任を請求されることはありえません。このような場合にはお見舞金制度があります。
※お見舞金制度
お見舞金制度とは、依頼会員の子どもが、提供会員宅の財物を破損したり、提供会員の子どもにけがをさせたりした場合に、提供会員に対して30,000円を限度にお支払いする制度です。

Q11.
保育サービスの提供中、預かった子どもがけがをした場合、見舞い品(お菓子・お花等)を持って子どもの家へ見舞いに行ったときは適用されますか。

賠償責任の有無に関係なく、社会通念上妥当と思われる児童へお見舞い(花・見舞い品)をした場合、支出した金額の実費(10万円限度)が支払われます。なお、保険金の請求にあたっては、領収書が必要となりますのでご注意ください。

Q12.
提供会員が依頼会員から預かった鍵を紛失したり、預かった子どもが着ていたジャケットを公園に置き忘れたり、親から預かったベビーカーが壊れたなどの場合、賠償責任保険の対象になりますか。

賠償責任保険については、依頼会員から預かったものの紛失や破損は、保険約款上免責となっており、対象となりません。

Q13.
賠償責任保険で対象となる損害を教えてください。

賠償責任保険で対象となる損害は下記のとおりです。なお被害者の方にも過失がある場合、被害者の方の過失の程度によって、保険金の一部が削減されます。
<対人事故の場合>
  • 治療費:けがの治療に必要な費用が支払われます。
  • 入院雑費、通院交通費:入院に要した雑費並びに治療のために通院した際の交通費について支払われます。
  • 慰謝料:被害者の方の肉体的・精神的な苦痛に対し、けがの症状や治療期間に応じて賠償するもので、一般的には最終示談時に支払われます。
<対物事故の場合>
  • 直接損害:被害にあった物の修理費が支払われます。被害にあった物の修理費がその物の価値(時価)を上回る場合、または修理が困難な場合はその価値が限度となります。
  • 間接損害:被害にあった物を修理する間、代替物を手配した際のレンタル費用が支払われます

Q14.
子どもの送り迎えに自動車で行きたいのですが、自動車で行ってけがをした場合は保険適用されますか。

サービス提供会員傷害保険と依頼子ども傷害保険は適用されます。しかしながら、賠償責任保険は適用されません。例えば、提供会員が、預かった子どもを乗せて送りに行く途中、提供会員のミスで自動車事故を起こし、自分もけがをし、子どもにもけがをさせた場合、サービス提供会員傷害保険と依頼子ども傷害保険は適用されますが、賠償責任保険は適用されません。原付バイクも自動車と同じになります。また、ぶつかった相手の自動車や提供会員の自動車の修理等にも適用されません。

Q15.
自転車を使用して送り迎えをしてけがをした場合は保険適用されますか。

サービス提供会員傷害保険、依頼子ども傷害保険、及び賠償責任保険とも適用されます。自転車の後輪で子どもの足を挟んだ事故も起こっており、できるだけ使用しないようお願いしています。なお、道路交通法では、「子どもを前後に2人乗せること」「6歳以上の子どもを乗せること」は規則違反となり、2万円以下の罰金が科せられます。

Q16.
子どもが食中毒になった場合は、対象となりますか。

依頼子ども傷害保険では、細菌性食物中毒は保険約款上免責になっているため、対象となりません。なお、賠償責任保険については、提供会員が調理した食物により食中毒になった場合など、提供会員自体に過失がある場合に適用されます。

Q17.
台風のときに子どもを預かっていて、風に飛ばされたり、飛んできたものに当たってけがをしたりした場合、保険の対象となりますか。

傷害保険では、提供会員や依頼会員の子どもともに、台風によるけがも支払いの対象となります。一方、賠償責任保険では、台風等の自然災害が原因の場合は、提供会員に賠償責任が発生しないため、保険の対象となりません。

Q18.
子どもを預かっているときに地震が発生し、上から物が落ちてきてけがをした場合、保険の対象となりますか。

傷害保険では、提供会員や依頼会員の子どもともに、地震によるけがも支払いの対象となります。賠償責任保険では、地震等の自然災害が原因の場合は、提供会員に賠償責任が発生しないため、保険の対象となりません。

Q19.
病気の子どもを預かっていて、その子どもの具合が急に悪くなった場合に、保険の対象となりますか。

傷害保険は対象となりません。賠償責任保険は、提供会員が子どもが病気であることを知っていながら、寒い戸外で遊ばせたなど、明らかな過失がない限り、支払いの対象となりません。

Q20.
預かった子どもから提供会員や提供会員の家族に病気が感染した場合、保険の対象となりますか。

預かった子どもから病気に感染した場合は、傷害保険及び賠償責任保険ともに対象となりません。なお、お見舞金制度の対象となる場合もありますので、ご相談ください。

Q21.
事故が発生した場合の対応を教えてください。

事故が発生した場合は、速やかにお住まいの登録している区のファミリー・サポート・センター支部に事故の報告をしてください。事故内容に応じて必要な書類等の用意もありますので、各支部コーディネーターの指示に従ってください。保険会社等の手続きは、ファミリー・サポート・センターが行います。預かった子どもがけがをした場合、提供会員は子どもの保護者とセンターへ、事故の状況と対応について連絡をすることが必要です。(緊急を要する場合は、まずは救急車を呼んで病院受診をすることが重要です。)子どものけがの対応をしたうえで、子どもや保護者に率直に謝罪することが求められます。謝罪することと事故の賠償責任とは別の次元のことです。提供者に賠償責任がある、ないにかかわらず、預かった子どもがけがをしたという事実はあります。保護者の気持ちを十分に受け止めながら、率直に謝罪することが求められます。
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